ゴールデンウィークになると、海外旅行に出かける人も多くなります。海外では、言葉だけでは頼りなくジェスチャーやハンドサインを使う事もあります。しかし、日本で行っていたハンドサインが、海外では全く違った意味になることも。思わぬトラブルに巻き込まれないために、GW前に知っておきたいものです。
●ジェスチャーやハンドサインは、国によって違った意味になる?
円安で日本への観光客も増えてきました。必然的に外国の方と接することも多いです
言葉だけでは頼りなくジェスチャーやハンドサインを使う事もあります
なにげなくやっているハンドサインやジェスチャーの中には、海外では違った意味になってしまうものがいくつもあります。
・日本では当たり前のマナーが、海外で全く通用しないことがある?
日本では当たり前のマナーが海外で全く通用せず、逆に現地人からヒンシュクを買ってしまった……」なんて経験をおもちの人も多いのでは?
“マナー”にはそれぞれの文化の違いが如実に表れるもの。思わぬトラブルに巻き込まれないためにも知っておきたいところです。
●海外でやっていけない10個のハンドサイン
1.ピースサイン
犯罪者に対して2本指で物を投げつけた習慣があったことから、ピースサインはギリシャなどの国では侮辱に当たります。
現地の人に写真を撮ってもらうときには、このサインは避けてもらうほうがいいでしょう
イギリスやオーストラリアでは、ピースサインは手のひらを外に向けると“Victory”のVサインに由来する“勝利”を意味します
・手のひらを内側にむけた「裏ピース」は、性的屈辱となるので注意
また、手のひらを内側にむけた「裏ピース」はイギリス系の方にとっては性的屈辱。
2.サムズアップ
日本でもよく使われており、男性を示すサインでも使われる事があります。また、ヒッチハイクで車を停めるときにも使われています。
国によっては“Good!”という仕草のため、幸運を祈るという意味で別れ際に使うこともあります。
しかし、アフガニスタン、イラン、イタリア、ギリシャの一部、特に中東では非常に下品な意味になるそうです。
ギリシャでは侮辱のサインとなります。感想を聞かれた際、うっかりこのグッドサインを出してしまわないよう注意です。
3.手招き
手招きはその名の通り「こっちに来てください」という意味のジェスチャーですが、アメリカでは真逆の「あっちいけ」という意味になってしまいます。
間違って失礼な印象を与えてしまうことも。
アメリカで人をこちらに呼びたいときは手のひらを上にした状態で手招きをしましょう。
4.手のひらを出して「ストップ」
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誰かを立ち止まらせた時に、よくやるのが手のひらを前にぐっと出すストップサイン。
ギリシャでは相手に手のひらを向ける事は相手を侮辱するジェスチャーです。
かつて手錠に繋がれた犯罪者に、手の平で汚物を塗ったことから由来しているそうです。
5.「OK」のサイン
しかしこちらは、フランスでは「お前は無価値で役立たずだ!」と言う意味になり
トルコ、ブラジル、ベネズエラでは卑猥な意味を持ちます。
6.こぶしを握った状態で親指を下に向ける
日本でもサッカーの試合などでブーイングする際に使われるしぐさです
アメリカやイギリスなどでも侮辱の仕草になります。
7.小指を立てる
日本では、女性をあらわしたりする小指を立てるジャスチャーです
また、建設現場などで「クレーンを地面から少し浮かせる時にゆっくりと巻き上げる」という意味でも使われます。
中国ではできの悪い人を指す意味になってしまいます。侮辱にとられますのでやらないように。
8.自分の鼻を指で指す
「私が」という会話の際に、一緒に人差し指を鼻のあたりで指すことあるかもしれません。
しかし、「私はまぬけです」という意味になる国もあるそうなので注意。う
地域によっては「自分はバカ」という意味になるという。
9.グーの状態から人差し指と小指を立てる
主に地中海地方では、子ヤギの角を表すNGな表現なんです。
新約聖書のなかで子ヤギは悪しきものの象徴として扱われる記述が多く、ヤギのマネをすることは相手を侮辱する行為になるのだとか。
10.ガッツポーズ
喜びを表現するという意味を持つガッツポーズ。
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