毎日のコーディネートで今日は何色を着て行こうか迷ってしまうことがあると思います。そんな時に知っているとなんだかちょっと楽しくなれる雑学。色の持つ心理効果をご紹介します。
◆日々のコーディネートの中でいつも迷ってしまうのが”色”
今日は何色にしよう…。
今日はどの色の洋服を着ようか
色の組み合わせをコーディネートのひとつとして考えると思います。
色にはそれぞれ特徴があり、人の心身に多大な影響を与えています。
色はなんとなく使っているし、自然に目にしてますが意味や効果ってわかっていてもちゃんと考えた事がないのでは?
不思議な力がある色のことを詳しく知ってみませんか?
◆橙(オレンジ)
出典mery.jp
モテ色といえば、ピンクと白と思っている人も多いはず。でも実は、見た人が男女を問わず好印象を持つ色は、オレンジ色なんです。
橙(オレンジ)は赤と黄色が混ざった色で、太陽や炎のような陽気であたたかい高揚感を表す色です。
暖色系の色は人によって好みが分かれますが橙色は嫌う人が少なく好意的に見られています。
目に入っているとついつい会話が盛り上がるので、レストランや、家のリビングのインテリアにもよく取り入れられるカラー。
身につけていると、自分の気持ちもうきうきしてくるだけでなく周りにも「明るい人」と印象づけることができます。
メークやファッション、小物などで取り入れることで、「話しやすい」印象を与えることができる
その反面、喋りたいという欲求が抑えられなかったり、落ち着きをなくしてしまったりします。
◆桃色(ピンク)
出典cclt.jp
ピンク色自体は、イメージの通り女性性を象徴する色
「大好き!」という方もいらっしゃれば、逆に「ちょっと苦手…」とか「私には似合わないから…」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
子どもの時に女性らしさを強要された女性や、女性らしさに距離をおく女性は、ピンクを好まない傾向があります。
「女性らしさ」とか「可愛さ」というのが気恥ずかしかったり否定している気持ちがあるからかもしれません。
しかしそんな場合でも心ではピンクを好きだったりもします。
争いごとを回避させてくれる効果もある
周囲に対する思いやりが欠けてしまっていると感じた時や、相手に対して攻撃的になってしまっている時にはピンクを取り入れてみるといい。
また、ピンクは卵巣ホルモンに働きかけて、ホルモンを分泌させ、脳に刺激を与えるのだそう
女性ホルモンの分泌を助けます。血行をよくし肌の潤いを保つピンクは積極的に取り入れたい色です。
ピンクは味覚的な甘さを刺激する色なので、ダイエットのときには注意しましょう。甘いものがとてもおいしく感じます。
◆白(ホワイト)
無でありながら絶対的な存在感のある白。
黒の服装が年齢以上の落ち着きを見せるのに対し、白の服は人に若々しい印象を与えます。
信頼感や清潔感といったクリーンなイメージを与えるので高い好感度があります。
ビジネスの場面で白のカッターシャツが好まれるのも、相手に対し良いイメージを与える色であるからかもしれません。
明度がもっとも高いことで目の錯覚をおこし、白い服を着ると膨張して太って見えるといった特徴もあります
◆黒(ブラック)
黒い服を好んで着る女性は多いと思います
他の色に与える影響が強く、色を組み合わせたときには黒のイメージが上乗せされます。
神秘的な雰囲気を感じさせる色ですが他の色に比べて負のイメージが潜在的にあります。
相手に与えるイメージとしては、上品で知的なイメージを与える半面、近づきがたいイメージや、頑固なイメージを与えやすいようです。
高級感や重圧感をもたらすので、相手になめられたくない場面や拒否や拒絶を相手に与えたい場合におすすめ
しかし、日常で黒を見かけるとき、それほどマイナスイメージでみることはないでしょう。
黒は厳しい色で、着方次第でオシャレに見えたり、野暮ったくなったり、不健康に見えることがあります。
黒い服は、体の線をそのまま見せる色の服
黒の良さを理解し取り入れることができれば、スタイリッシュにみせることができます。
◆灰色(グレー)
自己主張せず周囲の色を引き立てる調和の色
明るければ白の暗ければ黒のイメージ効果が加わります。
出典ciel.am
白と黒の間にある色なので無彩色の色ですが有彩色を少し含んだ色も灰色の仲間に含まれるため色の範囲は広く捉えられています。
相手を立てたい時、相手を際立たせたい時にも非常に有効に活用することができます。
「今日は目立ちたくない」というような時にはグレー系のファッションで出かけると、すんなり周囲の視線をかわせるのです。
◆赤(レッド)
赤色は「活力・情熱・興奮」といった強いエネルギーをイメージする色
人が生きるために必要なものと多く結びついている赤は、他のどの色よりも強い刺激があります。
気分が落ち込んでいる時に赤を用いることで、自分の中で眠っていた感情を掘り起こしたりします。
出典色彩心理
またセックスアピールにも一役買いますので、赤いリップやネイルなどは、情熱的でセクシーな女性を演出することが出来ます。
出典色彩心理
視覚と関係が深いのは赤色です。視界に飛び込んでくる赤は目を引き印象に残ります。
赤に囲まれた部屋では体感温度が2~3℃上がるという実験結果も報告されています。
これは赤の光が「交感神経」を刺激し、脈拍と体温が上がり血流がよくなるためと考えられています。
◆青(ブルー)
空や海のカラーである青。 鎮静効果があり、理性を抑えて平常心を保たせてくれます。
出典色彩心理
青の効果を取り入れれば、心身が落ち着き、感情にとらわれず冷静に物事を判断できるようになります。
オフィスで落ち着いて業務を行いたいときや、集中して作業を行わなければならない場合には、ブルーの服を着たり、目の前にブルーの小物があると集中力を高めてくれる効果があります。
青は体感温度を下げる効果があるので、夏に涼しさを感じたい場合には良いそう
ダイエットをしたいときには、ブルーの食器を使ったり、食べたいと感じたときにブルーのものを目にすると、冷静になり食欲を抑えてくれる効果が期待できます。
◆黄色(イエロー)
出典mery.jp
イエローは有彩色の中で一番明るい色と言われていて、「光」「太陽」のイメージをあたえ、見ているだけでもわくわくと心を楽しくさせる色です。
見ているだけで心を弾ませ楽しい気分にさせてくれるのでコミュニケーションを円滑にしてくれます。
イエローは好奇心旺盛になれるとも言われていて、いろんなことにチャレンジする必要がある時にはぴったりな色
出典色彩心理学
知性を刺激し行動を活性化してくれます。
黄色は目立つ色なので、身につける範囲が広ければ広いほど、うるさい印象を与えてしまいます。他の色とバランス良く取り入れると良い色ですね。
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