低温やけどってよく聞くけど、普通のやけどよりも危険。
年々増えてる、高齢者のやけど事故
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暖房器具などの製品の誤使用や不注意で、65歳以上の高齢者がやけどをする事故が後を絶たない
特に高齢者は若者に比べて感覚が鈍くなっており、気付かないまま重傷を負うケースもある
中には、70代の男性が、こたつに入ったまま寝てしまい、朝、起きたら、足の指先から血が出ていて、病院で重いやけどと診断され、手術で指先を切断したケースもある
こわっ…
低温やけどは、普通のやけどより怖い
この時期だと湯たんぽとか可能性が高い
布団の中に入れて使う湯たんぽは、寝ている内に体の同じ部分に当たることなどで、低温やけどになる危険性が高い
使い捨てカイロも同じ
「温かくて快適」と感じる温度でも、長時間、体の同じ部分にふれていれば、皮膚は熱による損傷を受ける
たとえば、44℃という低い温度でも、直接皮膚に6時間接触していれば、低温やけどを起こす
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低やけどになりやすい部位は、圧倒的に足が多い
「低温やけど」は、自覚症状がないまま皮膚の細胞の破壊が進んでいくため、場合によっては、皮膚の深い部分まで傷つき、重症化することもある
湯たんぽを布団に入れてる場合、寝るときは布団から取り出すなどした方がいい
そうなると治療に数ヶ月を要したり、手術が必要になったりする場合も
直接、肌に触れないように使用するとともに、就寝時やこたつの中、それに暖房器具の近くでは、使用しない
「低温やけど」を防ぐには、熱を持った暖房用品が長時間、皮膚に触れ続けないようにすることが重要
湯たんぽの場合、布団が温まったら外に出して就寝するのが望ましい
一般的なやけどと異なり、低温やけどの場合は水で冷やしても応急手当の効果が期待できない
氷を直接あててたりすると、今度はその部分が凍傷してしまう可能性も!
まず、低温やけどをしたらすぐにカーゼなどをして皮膚科に行くことが重要
高齢者だけじゃない!冷え性の人も気をつけて
冷え性で電気あんかや湯たんぽなどを使う機会が多い女性や高齢者、糖尿病で知覚障害があるなど、皮膚感覚が鈍くなっている人は、とくに注意が必要
冬恒例の、足の低温やけどまたやらかした。冷え性だと、本当気づかずやってしまうから、困ったものだわ(ΦwΦ;)
このような女性、けっこう多いみたいです
「火だこ」って言うらしい
例えば、ホットカーペットの上でいつも同じ体位で寝ていたため、温熱刺激を受けていた側の胸から腹部に生じるといった例も
要は、長時間ストーブなど至近距離で暖めて、網目状の毛細血管が色素沈着してしまう
残念ながらよい治療法はなく、早く原因に気づいて、その習慣をやめることしかない
火だこの頑固なシミから、皮膚がんが発生した例も報告されているため、冬季は保湿剤による保護、夏季は日焼け対策が望ましい
電気ストーブですがあまりの寒さに背中の方をあたっていたら、服が焦げたことがあるのと、足にいわゆる「火だこ」ができたことがあり、皮膚科に行く羽目になったのであまりお勧めできません(^^;;)。
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