傷つきやすい、動揺しやすいあなたはHSPかも?敏感過ぎる、繊細すぎる人たち

生まれつき、同じ刺激を受けても他の人より強く反応してしまう、すぐに動揺してしまう、 そんな細かい目の神経システムを持った人のことです。 自分は異常なのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。日本人は5人に一人がHSPと言われています。HSPとは何なのか、よく理解して心を安らげましょう。

HSPとは?

HSPとは「過度に敏感過ぎる人」のこと

感じ方や性格が繊細すぎて生きづらいというあなたは、もしかしたらHSPなのかもしれません。

「高い感受性を持つ人」

環境の変化やちょっとした刺激に、激しく反応してしまう人を指します。

日本人の5人に1人はHSP

人によっては世間が恐ろしいものとなり、ひきこもってしまう。

しかし、自尊心の低さ故、引きこもる事が逃避であり、己の弱さの表れとして、
刃を己に向け、悪循環に陥ってしまう。

「神経質」「臆病」「弱虫」「引っ込み思案」 などのレッテルを貼られがちで

HSP度チェック

次の質問に、感じたまま答えてください。少しでも当てはまるのなら「はい」と答えてください。
まったく当てはまらないか、あまり当てはまらない場合に「いいえ」と答えてください。

出典「ささいなことにもすぐに『動揺』してしまうあなたへ」より (エレイン・N・アーロン著 講談社)

・自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
・他人の気分に左右される
・痛みにとても敏感である
・忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる。
・カフェインに敏感に反応する
・明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
・豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
・騒音に悩まされやすい
・美術や音楽に深く心動かされる
・とても良心的である
・すぐにびっくりする(仰天する)
・短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
・人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく
(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
・一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだ
・ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
・暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
・あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
・空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
・生活に変化があると混乱する
・デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
・動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
・仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
・子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくHSP でしょう。
しかし、どの心理テストも、実際の生活の中での経験よりは不正確です。
たとえ「はい」がひとつかふたつしかなくても、
その度合いが 極端に強ければ、 そんなあなたもHSPかもしれません。

出典「ささいなことにもすぐに『動揺』してしまうあなたへ」より (エレイン・N・アーロン著 講談社)

長所

「感動しやすい」「 感覚が鋭い」「創造的」
「物事の本質を見抜きやすい」

一度こうと思ったら己の信念を曲げず貫き通します。

一生をかけて課題に取り組む力があります。研究者などには最適な長所といえます。

人の心によく気づくことができる

普通の人は気が付かない、些細なことに気づき、他者を気遣うことに使えます。

生きていくための能力

危険を察知し、他者と触れ合うために人の心を敏感に感じる。
痛みがあるのは体と心を保つためだと言います。

HSPが欠点ではなく、才能だということを理解する。

自分の才能に気づかずに、自分をダメ人間だと思っているHSPが非常に多いのです。

感動や喜びを人一倍感じ取ることがでる

五感に恵まれているため、音・香り・食べ物・美しいもの・感動や喜びを、感じ取ることができますし、
生まれながらに、スピリチュアルな感覚が備わっています。

HSPは治るのか?

HSPは病気ではない

なので、治るとかそういうことではないようです。「だから私ダメなんだ…」と思うんではなく、客観的に自分を知るための材料として使うものなんだと思います。

栄養療法によって過度な神経過敏を解消する。

敏感な性格の人の血液には、ある特定の栄養素が足りていないというような特徴があります。それをサプリで補うことで、はっきりとした効果を感じる方が多いです

過去の失敗体験をHSPという観点から再解釈しなおすことでトラウマを解消する。

子供の頃にHSP特有の失敗体験があり、それによって今現在の自信を喪失させているケースが多くあります

呼吸法を利用する

とにかく“深呼吸”をし、そして、
もしも、可能ならば、
その場から 離れ、
自分を ニュートラルな意識に 戻すことが 大切です。

何故、HSPはできたの?

出典HSPチェックテストについて – アスペルガー・HSP・メニエール・WPW・セルフカウンセリング文章群「私の中の森」

人間には強すぎる刺激を自然に中和する能力が備わっているそうです。
刺激の強い騒音などは聞こえないようにしたり、意識の外に出してしまったり、
丸ごと記憶から消してしまったり。
自分の心と体を守る能力が本来備わっているのです。

HSPと言われる人とそうじゃない人との違いは、
私はその自己調整能力にあると思います。
その力が多くの人は自動調整なのに対し、
手動式の人がいるのだと。

危険を誰よりも早く察知し、

種を守るためにそういう人が存在すると考えられているようです。

HSPの最終目標

「普通」又は「中道」を見極めることだと書いています。
「普通」や「中道」とは、より強くたくましく優れた人間を目標とする社会の理想形にそうことでもなく、
スピリチュアルや心理学的なものばかりに囚われ他を排除する姿勢でもありません。
全体性を追求し、本当の意味でのバランスを保つことです

出典HSP産みの親アーロンの言葉

それを他者を思いやる方向に向けるのが、
HSPの人が幸せになる道なのではないか

逆に他者と自分を傷つけることに使ってほしくないです。
他者を傷つけることはHSPにとっては耐え難い罪悪感をもたらすはずです。
結局のところ、自分を傷つけます。

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