「3割以上が離婚」の時代でも…夫婦円満を持続させる6つのコツ

良好に保つのが意外と難しい「結婚生活」。良い人生を送るために…結婚している人も、そうでない人も、是非参考にしてみてください。

 

離婚率はどんどん上がっている

最近の推移を離婚対婚姻の比グラフでみると、夫婦3組に1組は離婚する時代が定着したとも言える

1970年代は0.10程度だったので、40年で3倍以上に「離婚率」が上がっていることがわかる。

厚生労働省が発表した「平成22年人口動態統計」によると,2010年の離婚件数は25万1378組。これを時間でみてみると,なんと「2分に1組」別れている

離婚は、とても身近なところで起こってしまっているのです…。
それでは、それを食い止め、いつまでも幸せな結婚生活を送るにはどうすればいいのでしょうか?このまとめでは、6つのコツをご紹介します。

コツ①…相手の話をないがしろにしない

必要最低限の、事務的な会話だけになっていませんか??

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付き合った当初や結婚当初は、「相手のことをもっと知りたい」という気持ちも働き、相手の話を真剣に聞いていたのに、年月を経ていつのまにかまともな会話が行われなくなり、事務的な意思疎通のみしかしていない夫婦はとても多いです。
会話は夫婦関係の基本中の基本。面倒に思わず、いつまでも会話を楽しめる夫婦であり続けられるよう努力しましょう。

単に話を「聞く」のではなく、相手に心からの関心を示し興味を持って「聴く」ことが大切

お互いの愚痴は、できるだけきちんと聞きましょう。(話す方は)相手が疲れていない時を見計らう、ウンザリしている様子だったらすぐに止めるなど、空気を読むことが大切

コツ②…細かいところまで突っ込まない

しつけでも、「自分の考えとは違うが、どっちでもいいこと」は批判せず任せる

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パートナーはもともとは血縁もない赤の他人。どんなに相性のよいカップルでも、細かいところで考え方が大きく違ったりします。
しかし、そこでむやみに相手を否定するのではなく、相手のやりかたのよさも認め、尊重することも大事といえるでしょう。

まずは“相手の良いところは両目で、悪いところは片目で見る”ことから始めるのが良い

全ての出来事に反応するのではなく、どうしても相手に伝えなくてはいけないこと、相手に伝えなくても問題がないものの区別をつけるようにする

夫婦として一緒に生きるのは、この先すんごい長いのだから、いちいちひとつひとつ「議題」として拾い上げていたら疲れちゃう。実害がないことは流すことも大切

コツ③…相手の時間に立ち入らない

干渉しない部分も必要

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相手のことを100%知ろうと思えば思うほど、泥沼にはまってしまうものです。「私に内緒でこんなことを…」など、よくあるパターンですが、それは自分にも「知られたくない一面がある」のと一緒で、相手の時間は自由に使わせてあげましょう。
ただし、不倫や浮気の疑いがある場合は別です。

どんなに好きな相手でも四六時中一緒にいたら嫌になります。だからお互い一人になる時間を作ったほうがいい

男性には「書斎」女性には「裁縫部屋」という一人のスペースが確保されている家が昔多かったのには理由があるのです。

相手の嫌な部分が見えてくるのが夫婦生活だが、それを気にし始めると一緒にいたくなくなるので、お互い細かい事を気にしないように相手の事を干渉しないようにしている。そうすると、お互いの良いところの方がよくわかるようになる

相手とは一定の距離を置く。相手の趣味、考えかたには干渉しない。船員とか長期に離れている夫婦はめったに離婚はしないらしい。

コツ④…「非日常」を取り入れる

たまには、2人きりで遠出してみたりする

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子育てや家事に追われ、2人きりのゆったりした時間がないまま「日常」をあくせくと過ごしていると、必ずどこかで「ひずみ」が生じます。それを防ぐのが、「非日常」を取り入れることです。
遠出が難しければ、家の近くを散策して、新しくオープンした喫茶店に入る、などの小さな楽しみでも良いのです。
1か月に1度でも良いので、新しい発見が2人でできるような時間を設けましょう。

長年一緒にいると毎年の記念日や誕生日にも慣れてきてしまうかもしれませんが、特別な日は特別な過ごし方やプレゼントを欠かさないよう努力を続けることは夫婦関係を円滑にするためにも必要なこと

やはり「記念日」や「クリスマス」というのは、男性側も気を付けて取り組まなければならない、重要すぎるイベントなのです。

ご主人が驚くような食卓を演出。味覚だけでなく視覚で、驚きや非日常感を演出して、「食事をするのが楽しい」と思わせればこっちのもの

たまには家の中でも「お、今日はなんか違うな」とパートナーに思わせる演出をしてみたいものです。

コツ⑤…スキンシップを欠かさない

会話では伝わらない部分も…

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コミュニケーションは会話だけで成り立つものではありません。
パートナーとのスキンシップがおろこかになると、精神的な距離もどんどん遠ざかり、さらにコミュニケーションがうまくいかなくなる、という悪循環となりますので、スキンシップを日常の一環に欠かさないようにしましょう。

 

スキンシップは、夫も妻も自ら意識しないとなかなかできません。タッチしましょう。毎朝、毎晩

セックスとは別の日常的な「タッチ」が夫婦円満の大きな秘訣ともいわれています。

スキンシップは、言葉ではなく、強さや体温、鼓動や雰囲気を体感的に直接相手に伝えるために、頭で理解するより「心で感じる」という伝わり方をする

これがないと頭でっかちな2人組になり、うまくいきません。

寝ている奥さんの横に寝て、相手の手を恋人繋ぎをする。「何?」等と聞かれても、「別に?」と笑顔答えましょう。急に恋人繋ぎをしてきただけで、きっと奥さんもドキドキを思い出しているはず

仕事で帰りが遅くなった夜、是非やってみてください。

コツ⑥…感謝の言葉をしっかり伝える

「ありがとう」と言えない関係は、やっぱり長続きしない

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日頃から、良い夫婦はお互いを思いやり、お互いのために何か役に立てないか、と自然と有益な行動を選択するものです。
そのとき、少し照れくさくても改めて「いつもありがとう」「感謝しているよ」などと、感謝の気持ちを心を込めて発言することで、夫婦の距離が遠ざかることなく、いつまでも円満な家庭を築けるのです。

日常生活の中で、ぜひ利用して欲しい言葉は、「ありがとう」という言葉です。 ありがとうという感謝の言葉は言われた側も言った側も幸せにする力を持っている

「家族のために一生懸命仕事を頑張っている。妻ならばそれは分かって当然だし、伝わっているはず。」残念ですが、妻のこと、わかるわけがないのです。なにしろ有史以来、男と女は、一度たりとも分かり合えたことがない…ただ、そんな旦那さんでも、分かることがあります。それは、素敵な言葉をもらうと、ひとは幸せな気持ちなるということ

言葉に出す、というのは予想以上に大事なことなのです。意識的に感謝の気持ちを言葉に出すことが重要です。

「あの日」のことを忘れずに

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いつまでも素敵な夫婦であり続けましょう!

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